なんで自分だけ熱いものを食べられないのか?簡単に「猫舌」は克服できる



固形物の対策

 

 

ここまでの猫舌対策はどちらかと言うと「飲み物」中心の対策でした。最後に固形物の対策もお話しておきましょう。

 

おさらいすると、舌先がもっとも熱さを感じるので、舌先が熱いものに触れないように食べるということです。特に液体の場合なら、下の歯の裏側に舌先を押し当てて、できるだけ空気と一緒に吸い込む、つまり「すする」ということです。

 

では固形物の場合ですが、舌先を避けるということは、舌の上で息を吸い込むのを利用して転がすようにしてたべるのでしょうか?言葉にすると表現が難しいですね。熱いものに息を吹きかける、いわゆるフーフーをしますが、食べる時には逆に息を吸いスーハーしながら食べる感じですね。猫舌の人はコレが苦手なはずです。慌てずに練習してみてください。ただし、無理してまでやることはありません。

 

スプーンやレンゲを使うのも有効です。スプーンやレンゲを使えば、一緒に吸い込む空気の量が増えるため、食べながら熱さを冷ますことができやすくなります。また、スプーンやレンゲを使うことで、食べ物を口に運ぶ前に一呼吸おけるので、口に運ぶ前に冷めやすくなります。

 

大きい器から直接箸で食べるより、確実に食べやすくなるはずです。こうしたちょっとした工夫次第で改善が可能です。熱い食べ物のできたてのおいしさを上手く食べられるようになったらいいですね。