猫舌とは
「猫舌」という言葉、よく耳にしますよね。会食やデートでの食事の時に、選んだのが人気の鍋料理のお店だったとします。さて、ぐつぐつと煮えた料理がせっかくできたのに、相手から「すみません、私は猫舌なので、ゆっくり冷ましてから食べます」などと言われてしまったら、どうにもお互い気まずい雰囲気になってしまうかもしれません。結構、多くの人が経験しているかと思います。
猫舌ではない人からすれば、確かに事前の確認不足から申し訳ない気持ちにもなりますが、その反面、熱いものは熱いうちに食べないと美味しくないのに、とちょっと逆ギレに近い感情も込み上げてくるかもしれません。
立場変わって猫舌の人にしてみれば、別に誰かに迷惑をかけているわけではないのに食事の相手や店側にも謝らなければならないような状況に、嫌気がさすかもしれません。
さて、では猫舌の人と猫舌ではない人の間には、いったいどんな差があるのでしょうか？生まれつき猫舌だからと諦めればいいのか？それとも、何か改善のための対策や工夫をすれば解消できるものなのか？また、自分が猫舌の場合、子どもにもそれが遺伝するのでしょうか？案外よく使う言葉なのに、いざその実態ということになると、かなり不明確なことが多いように思われます。