なんで自分だけ熱いものを食べられないのか?簡単に「猫舌」は克服できる



食の好き嫌い

 

 

現象としてみられることですが、小さい頃から熱いものを食べる習慣があまりなかった人の場合、大人になってもやはり熱いものが上手く食べられないという説もあります。つまり、子どもの頃、熱いものを食べる練習をしていなかったと言うことでしょうか?

 

また、猫舌の人は、親も猫舌だったというケースが多いといいます。そうすると、やっぱり遺伝なのか?と思うかもしれませんが、そうではありません。舌の微妙なテクニックを身につけられるかどうかは、各人の家庭環境もありますし、食習慣がかなり関係していると予想されます。

 

基本的に小さい頃は誰でも舌の使い方などはそう上手くはありません。まずたいていは舌先で食べようとするはずです。小さい子どもは、まず猫舌からスタートしているのです。それが、次第に成長していく過程で、いろいろな熱いものも食べたり、飲んだりして経験することで、どのようにしたら熱さを和らげることができるかという工夫をするわけで、舌の使い方は知らず知らずのうちに習得していくのです。

 

また、食の好き嫌いの傾向というのは母子で一致しているというデータがあります。母親が嫌いな食べ物があって、親は子どもにもそれを与えないでしょう。つまり、その母親が猫舌だったとしたら、おそらく子どもにも熱いものを与えません。そうすると子供は熱いものを食べる練習ができないままで大人になっていきます。